新潟の伝統調味料「かんずり」を使った創業100周年記念商品「かんずり入りいか塩辛」を味わってもらいたい!

横浜、長崎とともに日本で最初の貿易港である函館の地で、今年創業100周年を迎えたいか塩辛製造販売の小田島水産食品。江戸時代の北前船から北洋漁業の基地として栄えた函館。幕末の開港以来、貿易港として華やかな歴史を持ち、独自の食文化を発達させてきました。
小田島水産はこうした函館の食文化の流れを受け継ぎ、国内産のスルメイカを主原料に使用し、創業以来使い続けている木樽にこだわりながら、革新的な商品を創り出してきました。

かんずりとは?

「かんずり」は、新潟の伝統的な辛味調味料で、料理の引き立て役として使われ、新潟県産の唐辛子、海の塩、柚子、糀を原材料に作られます。唐辛子を発酵させて作る香辛調味料「かんずり」は、約半年間塩漬けした唐辛子を雪原にまいて雪上にさらし粉砕し、糀や柚子などを加え3年間発酵させた手間をかけた調味料です。初雪が降る頃、商品になる一歩手前の仕込み唐辛子を最後の試練『寒ざらし』の行程に入ります。樽を外に運び出し、冬場に外に置くことにより、唐辛子を引き締め、味を引き締め、より一層マイルドな味に仕上げるのです。この上に雪が積もり、零度の自然冷蔵庫となります。

なぜ、木樽仕込みにこだわるのか。

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仕込んだ翌日に出荷出来る塩辛が多い中、小田島水産では、捌いたイカを一日塩漬けし、木樽で熟成させ一週間。その間、微生物の活動を助けるため、毎日、棒を突き攪拌作業をして空気の入れ換えをします。天候に左右される木樽は常に呼吸をしているので、それを見極めながら作業や手入れをしております。木樽仕込みは、プラスチック樽では決して出せない独自の旨みと風味が生まれるのです。

「かんずり入りいか塩辛」開発のきっかけ

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2013年10月、東京でNPO法人発酵文化推進機構(小泉武夫理事長)の設立記念大会に参加した際、新潟県妙高市の食品製造販売会社「かんずり」の東條邦昭社長から、かんずりを使用した塩辛作りのご提案を頂く。
以前より、辛味の入った塩辛を作りたいと考えていたこともあり、商品化に向け研究・開発に着手。
試作を重ね、遂に完成!

オススメの食べ方

いか塩辛食通のオススメの食べ方は、ふかしたじゃがいもやチーズにのせると絶品!
塩辛の発酵が強いので、チーズの味が2倍にも3倍にも広がりおいしく頂けます。
表面は柔らかく、芯にコリコリとした食感があり、絶妙な塩加減とまろやかな旨味が炊きたてのご飯にピッタリ。もちろん酒の肴にも最高!

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「かんずり」の上品な辛さと、木樽仕込みの上質ないか塩辛が、これまでにない爽やかでふくよかな最高の味を醸し出します。
今後とも相変わらぬご交誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

□会社データ
1914年(大正3年) 初代長治が食料品店として創業。
1947年(昭和22年)2代目喜一郎が塩辛作りを始める。
2014年創業100周年を迎え、3代目隆が、創業以来の木樽仕込みの伝統を守りつつ、人々に喜ばれる商品を創り出してきました。
〒040-0051 北海道函館市弁天町20-7
小田島水産食品株式会社
代表取締役 小田島隆
TEL 0138‐22‐4312
FAX 0138‐26‐6570
HP http://odajimasuisan.com/index.html
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