イタリア・ガッティ家の自然栽培農園とローマ遺跡を保護したい!

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イタリア半島のつま先部分にあるカラブリア州コパネッロ岬。地中海に面した小高い丘の上にガッティ家の自然栽培農園が広がります。この地方は地中海の中心に位置し、古くから交易の拠点として栄えてきました。地中海を通じてギリシャ文明がイタリアに最初に入ってきた土地とも言われ、今もギリシャ文明が色濃く残り、古代遺跡も数多く点在しています。

9月23日、イタリアの全国放送
イタリア放送協会(Radiotelevisione Italiana)で
ガッティ家の遺跡を含むロッチェレッタやスクイラーチェのローマ時代の遺跡を中心にテレビ番組が放映されました。
ガッティ家のことを具体的に話すのは27分あたりからです。
この番組の中ではガッティ家の農園にある遺跡だけではなく、
5分38秒あたりからイタリアで2番目の女性市長であったおばあさまの
バロネッサ・マリンコワさんの映像&肉声と、
続いてマイクの前に立つおじいさまのジョヴァンニ・ガッティさんの映像もあります。

~ローマ帝国時代の遺跡~

ガッティ家の農園敷地内にもローマ帝国時代の城の遺跡があります。この城は、ローマ帝国時代に5人の皇帝に仕えた敏腕政治家のカッスィオドーロ(またはカシオドルス)(生490-没583)が建てたもの。政治生命を終え、余生をこの地で過ごし、著述家としても知られています。ヴィヴァリエンセとカステッレンセの僧院の創設者でもあり、僧院で写本された彼の本は、ヴァチカン図書館に保存されているそうです。かなりの食通で、海には捕った魚を生きたまま入れておく生簀を設置したりなど、著書の中で当時の食べ物について詳しく述べています。そしてこれらの遺跡は農園を象徴するものであり、家族が暮らす丘の上の一軒家の基礎部分も1500年以上も前のものなのです。「BIOCASSIODOROLIO」というネーミングは、このカッスィオドーロからいただいています。
(BIO=オーガニック CASSIODORO=カッスィオドーロ OLIO=オイル)

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〜自然栽培オリーブ農園〜

18世紀の終わりに整えられた農園の広さは約34ヘクタールで海岸の岩場から海抜209mの高さに広がっており、そのうち14ヘクタールがオリーブ園です。春には様々な野生の花が咲き乱れ、秋には約1000本のオリーブ樹に実がたわわに実ります。

自然科学の研究者で農業専門家のリベロ・ガッティ氏がこの農園を継いだのは1970年のこと。「ホメロスの英雄たちが使用していた様な品質の高い純粋なオリーブオイルを提供したい」という彼の方針によって、農園では古くからのやり方を踏襲し、一切の農薬や肥料を使わず、自然と共存を図りながら健康なオリーブを育てています。
現在、カラブリア州政府、カラブリア国立大学のオーガニック栽培に関する共同研究プロジェクト指定農園として様々な学術的調査下にあり、学術的観点からも製品の品質や安全性を保証できます。

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ガッティ家の農園が長い年月の間、あるがままの姿を残すことができたのは、ある意味、農園内にあるローマ帝国時代の遺跡の恩恵によるものだといってもよいかもしれません。
遺跡があるがゆえに土地に暮らす人々もその姿を大切にし、国からも保護されてきました。

「あるがままの姿を残す」

一言でいってしまえば簡単そうに感じますが、そこには人手も経費も時間もかかります。
このガッティ家の農園の姿を後世に伝えていくために、ぜひ皆様のお力をお貸しください。
今回、応援して頂いた資金は、ガッティ家の自然栽培農園と敷地内にあるローマ遺跡の保護に活用させて頂きます。

〜遺跡発掘作業の様子〜

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〜ガッティ家のオリーブオイル〜

ガッティ家の自然栽培農園のテーマは「自然との共存」。だからどんな農薬も肥料も使いません。自然のままに育まれたオリーブ(カロレア種)だけを使用しているため、多種多様なオリーブがブレンドされている大量生産のオイルとは異なり、ごまかしのきかない単一品種の希少価値が高いオリーブオイルなのです。

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~ガッティ家のオリーブオイルが本物である理由~

・殺虫剤は使いません。
虫も受粉するための大切な仲間であるし、農園は動物のすみかであると考えます。

・除草剤も使いません。
雑草はトラクターで耕して土に帰します。

・どんな肥料も使いません。
もとからその土地にないものを施してもオリーブ樹にとって真に健康的とは言えません。

・ではどうして、農薬や肥料を使わないことが大事なポイントなのでしょう。
オリーブオイルは、オリーブ実を水洗いして粉砕。ペースト状になったものを攪拌して、固体と液体に分け、液体部分を油分と水分に分けただけのもの。いわばオリーブ実のジュースといっても過言ではありません。
水洗いしただけでは、農薬は落ちません。オリーブが育つ間に施された農薬や肥料などの不自然な成分はすべて搾油されたオリーブオイルに反映されてしまいます。だから、農薬を使わないこと、肥料を使わないことは真に健康的なオリーブオイルを造るために欠かせない条件なのです。
実際、ガッティ家のオーガニックエクストラバージンオリーブオイルはどんな方にも安心してお召し上がりいただいております。

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にゃぷ〜ん(非売品)
ガッティ家のガッティとはイタリア語で“ネコ”の意味。ガッティ家のオリーブオイルを召し上がっていただく時のスプーンに、にゃんぽいんと(肉球マーク)をあしらったスプーンを、応援してくださる皆様のために特別に作りました。

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□会社データ
2005年、リベロ・ガッティ氏の自由でナチュラルな考え方を長男であるジョヴァンニ・ガッティ氏とその家族が受け継ぎました。ガッティ家の農園の日本総代理店であるジョアンインターナショナルが、国内募集分を担当させて頂きます。

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会社名:ジョアンインターナショナル
代表者:椿克美
所在地:〒115-0042 東京都北区志茂5-16-15
TEL:03-3903-7607
FAX:03-3903-7647
メールアドレス:info@joan-i.com
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